内容説明
“主体的に行動する力”“仲間とともに生きる力”“自分を癒す力”。“管理的・効率的なまなざし”から、“子どもを理解するまなざし”へ―子どもとの日々がもっと楽しく豊かになるヒント。
目次
序章 子どもの「主体的に生きる力」が、未来を切り拓く鍵―「最大の教科書」としての東日本大震災
1章 子どもの力はユニバーサル―子どもをとらえる「まなざし」を磨く
2章 「くつろぎ・暇つぶし」が生み出す、豊かな気づき―“想像力”の源泉を探る
3章 「あそび・遊び」は、子どもの生活の本質―「やってみる」プロセスと、自然の叡智を体感する
4章 子どもの育ちを家庭だけで抱え込まない―地域間・世代間交流で、成長の幅がもっと広がる
5章 子どもが「幸せな人生」を実感できる社会に―すべての大人たちが、手をたずさえて
著者等紹介
増山均[マシヤマヒトシ]
1948年、栃木県宇都宮市に生まれる。日本福祉大学社会福祉学部教授、早稲田大学文学部教授を経て、現在早稲田大学文学学術院教授。専門は、社会教育学、社会福祉学。特に、教育福祉問題、子育て支援問題、子どもの人権と文化問題など、総合的な視点から研究を進めている。現在、早稲田大学文学学術院でゼミナールや論文指導を担当。また東京大学教育学部大学院客員教授も歴任。日本子どもを守る会の副会長など、民間の運動とのかかわりも深く、『子ども白書』(日本子どもを守る会編集)の編集委員長もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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